バイデン政権の政策のせいで納期が遅れるボルボ

2024年7月2日

バイデン政権が中国製EVの関税を100%に引き上げることを決めました。BYD等の中国自動車メーカーを締め出すために設定された追加関税ですが、どうやら現時点で大きな影響を受けているのはBYDではなくVOLVO EX30だけのようです。VOLOVOは中国の吉利汽車の傘下、吉利汽車主導で開発されたEX30は中国河北省の張家口市の工場で生産されています。

VOLVO EX30を予約した人には、ボルボから納期が遅れる通知が届いたそうです。アメリカでの納車は2025年以降になるとか。このEX30は欧州でとても評価が高く、5月の販売台数も増えていました。

納期が遅れる理由は、2025年から生産国をベルギーに切り替えるらしく、それまで待ってくれないか?と言っているようです。

あるいは、EX30は諦めて、他のVOLVOを買ってくれるなら1,500ドルのクーポンを、それがEVなら2,500ドル分のクーポンがもらえるそうです。また、このクーポンはVOLVO認定中古車にも使えるとか。

ここで気になるのは、EX30を予約していた人たちが予約時点で中国生産車と知っていたのか知らなかったのか。納期遅延のお知らせが届いて、

「なんだ中国で作られたEVだったのか?」

と知った人もいるんじゃないでしょうか?

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