EVの普及を妨げている中古車相場
EVについての記事を書くことが多くなっています。
自動車業界はEV路線が正しいのか間違っているのかはさておき、EVの話題を避けることが難しい状況です。
弊社も商品としてEVを取り扱うことは少ないのですが、過去に欧州や中国からEVを何台か輸入して納車はしてきました。
また、日本の自動車や部品メーカーさんが研究用として、EVのe-Axleを輸入してほしいと頼まれることが多く、皆さんが思っている以上にEV関連で商売をさせてもらっています。
EVは過渡期なので、新しい技術の誕生によって一気に支持される可能性もありますが、現状はいろんな要因がEVの普及を阻害しています。充電、コスト、航続距離、修理の難しさ、保険の問題等がよく言われてる要因ですが、最近EVの普及を妨げていると言われ始めているのがリセールバリューの低さです。
アメリカでは、今年の9月・10月の中古車相場が去年より30%も下落しているそうです。バッテリーの劣化や保証期間が切れた後の修理コストを懸念する人が多いようです。テスラのように突然新車価格が数十万円下がったりしたこともある程度影響があると思います。
特に大きな値下がりをしているのは、シボレー・ボルトEV、日産リーフ、テスラ・モデル3だそうです。EVの中古車相場は、中古車全体相場より6倍の速さで価格が下落しているそうです。
リセールバリューが悪いことが周知の事実になると、新車の販売が鈍化してしまいます。
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