車の極寒地対策

2022年2月7日

暖冬が多い近年にしては、今年の冬は寒い気がします。弊社のある名古屋市はどんなに寒い日でもせいぜいマイナス2~3度まで。それでも寒い日や雪が降った日は車を出動させる時にフロントガラスが凍っていたり、暖房が効くまで時間がかかったり辛い思いをします。

更に寒い地域、マイナス10度以下になりますと、バッテリーが弱っているとエンジンがかからなくなったり、車中泊していると湿度が高くなるので窓ガラスの内側(車内側)が凍りついたり、車のドアが凍りついたり大変なことが多くなります。寒冷地で青空駐車の車を出動させる際には早めに準備しないといけません。

 

極寒の地では?

更に寒いところ、例えば弊社が取り扱っているUAZやLADAの製造国ロシアでは、どんな対策をしているのでしょうか。これがとても興味深いです。

ロシアでもマイナス50度以下になるような極寒の地ではエンジンオイルも超低温用を使用する必要があります。

また、駐車している間、エンジンルームの保温のために断熱シートを使ったり…

出典 Ямал Медиа

車全体を断熱カバーで覆って凍りつきを防いだり

出典 Эркин Питерский Якут

 

駐車場に電源が設置されていたり、自宅から延長コードを使って車まで電源を引いて、エンジンルーム内を温めておく装置、エンジンブロックヒーターを使うそうです。

出典 Ямал Медиа

車が凍りついてしまったら、ヒーターを使って温めたりもするそうです。

出典 Ямал Медиа

 

究極の対策は気温の低い10月位~4月まではエンジンをずーっとかけっぱなしするそうです。

燃料代がかなりかかりそうですね…

好きな車と、暮らそう。

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