世界の珍しい自動車メーカー、AIXAM
世界には様々な自動車メーカーがありますが、いったいどれ位の数のメーカーが存在するのでしょうか。
日本のメーカーだけでも、トヨタ、レクサス、日産、ホンダ、三菱、マツダ、いすゞ、スバル、スズキ、ダイハツ、光岡自動車、トミーカイラと12メーカー。輸入車はGOOカタログを見る限りでは62メーカー。
12メーカー+62メーカー、何と74メーカーも!
と、ここで驚くのはまだ早い。世界には小さな自動車メーカーが数えきれないほど存在します。具体的な数字を把握することは困難です。少なくても何百はあることは確かですが…。
弊社が取り扱っていたYES! も、街を歩いている人達1000人に
「知ってますか?」
と質問して
「はい」
と答える人は何人いるのだろうか…
何故今日こんなことについて触れたのかと言いますと、たまたまカタログを保管している棚を整理していたら珍しいカタログが出てきたからです。
このメーカーを知ってる!と言う人がもしいたら、貴方は胸を張って自分は自動車のエンスーだと言いふらしても問題なしです。このカタログはAIXAM AUTOMOBILE(エクサム・オートモービルズ)のMEGAと呼ばれる商用シリーズのバンタイプのものです。
何と言うか、ティヨール・テーバやタンガラ(普通はこれすら知らない)にも似た無骨なのに頼りない雰囲気のあるデザイン。1.2Lのガソリンモデルの最高出力は60馬力、最大トルクは8.75kg/mと中型バイクに毛が生えた程度。
恐る恐る、今もAIXAMと言うメーカーが存在するのか検索してみたらありました。
元気よく車両を生産している映像も
カタログのMEGAシリーズは電気自動車も生産しているみたいです。寒冷地では強いとは言えない電気自動車を雪の積もった広場で爆走させています。
こちらはディーゼルのMEGA。何と農業機械や建設機械で有名な日本のクボタのディーゼルエンジンです。
AIXAMの生産している自動車を輸入することはできなくも無いと思いますが、AIXAMはマイクロカーと呼ばれる出力を抑えた自動車も生産しているみたいです。マイクロカーは自転車感覚で乗ることができるので、運転免許の無い老人やある年齢以上の若者でも乗ることができます。それでいて自動車が侵入できないエリアにも侵入できてしまうメリットがある反面、一般どうで乗用車やトラックと衝突するような事故があった際には乗員が致命的なダメージを受ける問題も出ているようです。となりますと日本では登録が難しい可能性があります。
また珍しい車の情報がありましたら紹介します。