この酷暑から車をどう守るか

2025年8月30日

今年は6月中旬位から猛暑日が続いていて、8月末だと言うのに今日・明日の最高気温は40度近くになる予報。

アプリで記録を確認できる温度計を自宅のバルコニーに設置していますが、記録を見るたびに近年の夏は異常だと分かります。


Swichbotの防水温度計

地上から15メートル位の日陰で測定。
・8月に40度を超えた日は13日。
・8月に26度以下になった日は1日もありません。

今日の11時前の記録を見るとこんな感じです。

こんな状況なので、道路付近はアスファルトの地熱の影響でより暑いと思います。


暑すぎて車の不具合・故障が多い

この猛烈な暑さは車にとってもかなり厳しい環境です。暑いので車の故障や不具合も多いです。

  • バッテリーあがり
    高温はバッテリーの劣化を早めます。想定していた交換サイクルより早くバッテリーが駄目になる可能性があります。
  • 暑さで天張りが剥がれる
    今年特に多いのは、天張りの浮き、剥がれです。昔から一定の年数が経過した輸入車に見られていた症状ですが、短期間でベロっと天張りが落ちてしまった車両があります。
  • タイヤのバースト
    外気温計や路面温度が高温になると、空気が膨張。空気圧が高くなってパンクやバーストのリスクが上がります。また、ゴムの劣化やひび割れ、硬化が加速するので、新品から数年経過したタイヤは劣化の状況も確認したほうが良いでしょう。
  • 内装の劣化
    ダッシュボードや、スイッチ等、インテリアの素材が熱で劣化が加速します。
  • エアコンが効かない
    一部の軽自動車や輸入車はに多いのが、故障している訳ではないのに外気温が高すぎてエアコンの効きが弱くなります。夜は効くけど昼は効かなくなります。

猛暑日が多い夏は、特に車の点検をしっかりしてあげて下さい。


外気温が高い日にすべきこと

  • 乗り始めの換気
    猛暑日に停車していた車内は、外気よりはるかに高温(60〜70℃以上)になります。熱気だけではなく、内装材から揮発した化学物質もこもっている可能性があるので、窓を開けて1~2分換気することをおすすめします。また、エアコンも高温の状態から冷やすより、換気した状態から冷やしたほうが負担も低減し、燃費や電費も良くなります。
  • ガソリンを1/4以下にしない
    燃料タンクの中にある燃料ポンプは、燃料によって冷やされています。猛暑日の炎天下では、燃料タンク内部の温度が非常に高くなります。燃料が1/4以下になると、燃料ポンプが燃料に浸からず、燃料による冷却効果が十分得られなくなる可能性があり、燃料の寿命を縮める恐れがあります。
  • サンシェードを活用する
    炎天下に駐車する時にはサンシェードを活用し、できる限り車内温度の上昇を抑える工夫をする。

猛暑日に避けるべき行為

  • 炎天下での洗車
    炎天下の洗車は塗装面を傷めたり、ウォータースポットが発生しやすくなります。また、熱くなった車両に冷たい水をかけると急な温度変化で塗装面やガラスに負担がかかり、例えばガラスの小さな飛び石傷の部分が割れる恐れがあります。
  • バッテリー類の置きっぱなし
    モバイルバッテリー、ポータブル電源、スマートフォン、ラップトップ、その他バッテリーが使用されている製品の置きっぱなしは極めて危険。ただし、自動車バッテリーはその限りではありません。勿論ライターやチャッカマンも駄目。

車を長持ちさせるためには、可能な限り暑さ対策をしてあげたほうが良いと思います。

ここ数日が今年の暑さの最後のピーク(たぶん)、もう少しの辛抱です。


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