多額の罰金を支払って車を製造販売する自動車メーカー

2024年4月14日

欧州では多くの自動車メーカーが、EUの2020年のCO2規制がクリアできず、合計552,000,000ドルもの罰金を課せられたそうです。

CO2規制とは、新車販売する車両が1kmの距離を走行した場合の排出CO2を、何グラム以下にしなさい、というものです。

2021年は95g/km、つまり1kmの走行でCO2の排出を95g以下に規制し、それをクリアできなければ1台販売することに罰金が課せられます。
※NEDCサイクルとWLTPとではCO2排出量の計算が変わりますが、今回はNEDCリサイクルの数値になります。

来年の2025年には、さらに95g/kmから15%の削減目標が設定されていて、CO2排出を81g/km以下にしなければなりません。

この数値だけ見てもそれがどれくらい難しいことなのか分からないと思いますが、今販売されている新車でこの数値をクリアしている内燃機関の乗用車は極わずか。ハイブリッド車は81g/kmをクリアしているモデルもありますが、車両重量が重いSUVのハイブリッド車で81g/kmをクリアしている車種は無いと思います。

内燃機関車の車に限りますが、自分の車のCO2排出量を知りたい場合は、「車名 CO2排出量」で検索すると、ある程度の情報が入手できると思います(古い車種は出てこないかも)。もし81g/km以下だったら、あなたの車は高年式の一部のハイブリッド車(プリウスやアクア、ノートePower等)あるいは一部の軽自動車だと思います。

81g/km規制が始まるまで残された時間はあと僅か、EVを除く多くの車種は恐らく罰金対象になると思われます。罰金は1台数十万円になるそうですが、てことは罰金分も車両本体価格に上乗せされて販売される、つまり消費者が車両本体価格に転嫁された罰金分を支払うことになるのかな?

好きな車と、暮らそう。

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