車の重量が重くなっている問題
最近アメリカでは自動車の重量が重くなっていることを問題視されています。
直近の3年間でも、販売された新車の平均重量が約79kg増加しました。今後EVが増えると、さらにこの数値は悪化するそうです。
EVはバッテリーやE-Axleがとても重いのですが、その分の増加だけでは済みません。バッテリーの損傷は発火や爆発に繋がるので、それを防ぐ為にはボディやフレームに強度を高くする必要があります。その対策により車両重量が増加してしまいます。
2022年にアメリカで販売された車両の平均重量は約1964kgだったそうです。この数値は1980年の平均よりも454kg程平均重量が増加しているので、3割程平均重量が増えていることになります。
車両重量の増加のデメリットは資源を多く使うこと、環境にも悪いこと、道路の劣化を早める、制動距離が長くなる等多数あります。
今新車で販売されているトヨタのプロボックスのガソリン車の1.3Gは車両重量がたったの1,090kgです。これは凄い。
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