今話題のビンファストって何?
最近話題になっているビンファスト(VINFAST)について少し調べてみました。
ご存じの方もいると思いますがビンファストはベトナムの自動車メーカーです。ベトナム最大のコングロマリット、ビングループの自動車部門ですが、2017年に設立されたばかりの新しい自動車メーカー。年間30万台の自動車を生産する能力を持っているそうです。
なぜこのビンファストが話題になっているのかと言いますと、今月15日に米NASDAQに上場すると、1株10ドルの評価額が初値で22ドル、取引終了時に37.06ドルまで高騰。時価総額が850億ドルに達し、GMやフォードの時価総額を超えたそうです。
しかし、ビンファストの株式の99%を創業者が保有しているらしく、浮動株が極端に少ないので株価の変動が大きくなりやすく、2日連続で大幅続落。既に時価総額は半減しました。
ビンファストの自動車のラインナップは基本的にEVのみ。去年まではガソリン車もありましたが、今は手を引いてEV一本になりました。
野心的な目標を掲げて米市場に挑みますが、テスラが登場した時と比べ、新たなEVの販売をヒットさせることは極めて難しいと投資家は判断しているようです。
そこで気になるのは、このビンファストのEVの強みが何であるか?
低価格で、ピニンファリーナのデザイン、BMWと戦略的提携を結び、BMWの技術を搭載、シーメンス、マイクロソフト、ボッシュ、Magna International、クアルコム等と提携している、こんなところでしょうか。しかしEV市場にはテスラやBYDが存在するので、これだけの強みでビンファストの野心的な目標を達成できるとは思えません。
実績がほとんどないビンファストの株価が爆上がりしましたが、投資家は素早く売り逃げして利益を確保しているのでしょう。
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