オールシーズンタイヤ大活躍

2022年12月24日

今朝の名古屋は10cm程積雪がありました。

昨日タイヤチェーンに関するブログを書いたばかりですが、案の定交通量の少ない土曜日の朝でも道路は大混乱。

あちらこちらで身動きできなくなった車両が道路を塞いでいました。

市街地で立ち往生しやすい条件があります

1.ノーマルタイヤ

一にも二にもノーマルタイヤであることです。
積雪があってもノーマルタイヤの車を走らせる人が一定数います。

2.傾斜のある交差点

今朝もそうでしたが、上り坂になっている一時停止や信号のある交差点は立ち往生ポイントです。この条件+ノーマルタイヤでスタックする確率が高くなります。緩やかな上り坂でもアウト!

3.空荷のトラックやバン

今朝スタックしている車両で目立ったのが、ハイエース等のバンやトラックです。通勤するまでの間ハイエースの立ち往生が目立ちました、10台程いたと思います。FRの空荷のハイエースはグリップしないのでとにかく発進時に滑りやすいです。FRの空荷のバン、ノーマルタイヤ、上り坂からの発進のトリプルコンボで立ち往生確実です。

下の画像は緩やかな上り坂から発進できなくなった空荷+ノーマルタイヤのダンプカー。荷台を上げて駆動するタイヤに重心をかけて走らせようとしていました。この先に2台のハイエースもスタックしていて道が塞がれ大渋滞。ここを抜けるのにかなりのタイムロスがありました。

こちらのクレーンを運んでいるトレーラー。重い重機を運搬していましたが、ノーマルタイヤ+上り坂発進で動けなくなってしまったようです。運転手さんがタイヤ周りの固まった雪を除去していましたが、はっきり言ってかなり危険です。

さて、こんな大混乱の中、私の車のタイヤはと言うとスタッドレスタイヤではなく、オールシーズンタイヤ。オールシーズンタイヤも性能が良くなっているので、安全に走行することができました。ただ、いくらスタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤでも道路が塞がれたりしていたら進めません><;

名古屋市内で積もる程度の雪道ならオールシーズンタイヤはかなり使えます。オールシーズンタイヤにも種類があって、冬場に強いのはサイプと呼ばれる細かい目が多めに入っているパターンです。サイプが多い程、エッジ部が増えてグリップ力を高くします。

最近はV字パターンも増えてきましたが、V字パターンもかなり性能が良いそうです。

また、タイヤ側面にスノーフレークマークと呼ばれる山と雪の結晶アイコンが記載されているオールシーズンタイヤは高速道路の冬用タイヤ規制でも走行ができます。

ただし、性能が良くなったオールシーズンタイヤも万能ではありません。急な坂道、凍結した路面ではスタッドレスタイヤのようには行きません。北海道、東北、豪雪地帯、山間部の冬はスタッドレスタイヤじゃないと厳しいでしょう。

太平洋側の都市部のように年に数回雪が積もる程度の地域であれば、タイヤを交換する手間も省けるし、タイヤ保管場所のことも考えなくても済むのでオールシーズンタイヤも良いと思います。オールシーズンタイヤは少し高額ですが、夏冬のタイヤホイールを揃えるよりはずっとお値打ちです。

好きな車と、暮らそう。

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