「車に詳しい知人」は、故障した時に修理代を払ってくれません。
「車を買おうと思って、車に詳しい友達に相談したら『あの車はやめとけ』って言われて……」
「知り合いの車好きから『〇万km以上走ってる車はすぐ壊れるぞ』って脅されたんです……」
商談をしていると、このようなお話をよく耳にします。
購入前に周囲の意見を聞いたり下調べをしたりすること自体は、失敗しない車選びのためにとても大切なプロセスです。
ですが・・・プロとして毎日何十台もの実車を自分の目で見て仕入れている現場から、あえて言わせてください。
「車に詳しい知人」は、その車が故障した時に修理代を払ってはくれません。
知人のアドバイスを真に受けて車を探していると、実は「状態のいい極上車」を見落としてしまったり、逆に目に見えないリスクを抱えた車を掴んでしまったりすることが多々あります。
なぜ知人のアドバイスで買ってしまうと後悔しやすいのか、その理由をお話しします。
1. 知人は「その車種・その年式」のプロではありません
一口に「車に詳しい」と言っても、国産ファミリーカーが得意な人もいれば、特定のスポーツカーに詳しい人もいます。
メーカーや車種、年式が違えば、定番の弱点や維持のノウハウ、対策パーツの有無は全く異なります。
- 「輸入車はすぐ壊れる」
- 「〇万km超えたら命取り」
- 「〇〇というエンジンはトラブルだらけ」
こういったアドバイスの多くは、一昔前の古い知識や、ネットの噂レベルの極端な事例、あるいは個人の偏見であるケースがほとんどです。
プロの目から見れば「その年式なら対策済み」「適切に予防整備されていれば全く問題ない」という車両であっても、知人の「やめとけ」の一言でチャンスを逃してしまうのは、非常にもったいないことです。
2. 知人は「具体的な解決策」まで責任を持ってくれません
知人はあくまでアドバイザーであり、アドバイスに「責任」は伴いません。
「壊れるからやめろ」とアドバイスはしてくれても、じゃあ代わりに壊れにくい極上車を探してくれるわけでも、万が一壊れた時に保証やアフターフォローをしてくれるわけでもありません。
本当に必要なのは、「どこが壊れやすくて、それに対していくらで対策できるのか」「壊れた時にどうバックアップしてくれるのか」という具体的なリスク管理です。
抽象的な不安を煽るだけのアドバイスは、車選びの邪魔にしかならないのです。
3. ネットや知人の知識では見抜けない「コンディションの個体差」
中古車選びで最も重要なのは、スペック上の数字や一般論の弱点ではなく、「目の前にあるその1台が、これまでどう愛されてきたか」というコンディション(個体差)です。
- 走行距離が少なくても、ろくにオイル交換もされず放置されていた車
- 10万km以上走っていても、前オーナーが惜しみなく予防整備を行い、ガレージ保管で内外装ピカピカの車
どちらが「良い車」かは言うまでもありません。
整備記録簿に残らない日常の扱い方、エンジン音の違和感、室内に入った瞬間のニオイ、塗装やゴム類のヤレ具合……
これらは実際のオークション会場や現場で何百台もの車を見てきたプロにしか見抜けない領域です。
まとめ:責任を持つ「プロの目」を味方にしてください
車選びで知人の意見やネットの情報を見るのは、あくまで「きっかけ」程度で十分です。
最終的に信頼すべきなのは、その車種の特性や弱点を知り尽くし、購入後も保証と整備であなたと愛車をしっかりサポートする「店舗の目」です。
弊社では、書類上の評価点や一般的な噂話だけに惑わされず、1台1台の本当の状態をプロの目で厳しく見極めて仕入れています。
もちろんそれでもクルマは壊れます。
納車直後に壊れたり警告灯が点灯したりと・・・どうしても防げないことも多いでしょう。
しかし、そのための保証制度や困った時や緊急時の対応です。
クルマ選びより重要とも言えます。
「知人にこう言われたんだけど、本当?」「ネットで故障しやすいって見て不安で……」という疑問や悩みがあれば、ぜひそのまま当店にぶつけてみてください。
現場のリアルを知るプロとして、良いところも悪いところも包み隠さずお答えします。
ぜひお気軽にご相談下さい。
好きな車と、暮らそう。
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