Porsche 911 GTSのCD値が若干悪い国
アメリカで販売されるPorsche 911 GTSは、他国で販売される同モデルよりもカタログスペックが低い部分があるそうです。
具体的にはCD値がわずかに悪い数値になっています。CD値とは、空気抵抗を表す係数で、数値が小さいほど空気抵抗が少なく良いとされています。
Porsche 911 GTSのCD値は0.27ですが、米国モデルのCD値は0.29と、0.02悪い数字になっています。911GTSをECOモード走行にした時のリアウィングの角度の関係でFMVSS(連邦自動車安全基準)におけるブレーキランプの視認性に規定に抵触してしまうのです。恐らく影響があるのはハイマウントストップランプのことだと思います。
CD値の0.02を妥協できる数値かどうかは人それぞれだと思います。航続距離が重視されるEVにとってCD値は重要ですが、911GTSに乗る人が燃費を重視するとは思えませんので、0.02の差は誤差の範囲程度に捉えるんだろうと思います。
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