怖いもの無し状態のBYDがスーパーカー、YANGWANG U9を昨日正式に発表しました。

BYDより

YANGWANG U9のデザイン担当は、アルファロメオやアウディ、セアト、ランボルギーニ等を歴任したヴォルフガング・エッガー氏。

“スーパーカー”に恥じないスペックを有しています。

・駆動：4モーター
・駆動方式：4WD
・最高出力：1287馬力
・最大トルク：1680Nm
・最高速度：309.19km/h
・ゼロヨン加速タイム：9.78秒
・0→100km/h加速タイムは2秒位
・バッテリー：LFP(リン酸鉄リチウムイオン電池)
30分で80%まで充電できて、満充電で500km走行可能
・自動運転機能：レベル3

サーキット走行のような過酷な条件でも耐えられる高い冷却能力を備えているそうです。

このYANGWANG U9に搭載されているDisus Xというシステムがとても興味深くて、BYDがEV向けに開発した独立アクティブサスペンションです。4つの独立したサスペンションにはモーターやセンサーが組み込まれていて、車体の姿勢を瞬時にコントロール出来るそうです。

ダンスをしたり、旋回したり、3輪走行することができます。

ところで3輪走行できるメリットって何でしょうか？
遊び心でこんなこともできるよ、なのか、1輪パンクしてもそのタイヤを浮かせて3輪で走れる？あるいはトラックみたいにタイヤを浮かせる事によって燃費（電費）を良くするのか…

YANGWANG U9の上海国際サーキットの公式ラップタイムは2分17秒65。タイムだけじゃ分からないので他の車のデータと比較すると…
・BMW M5 F90：2分22秒828
・ポルシェ 911ターボS（992）：2分07秒911

同じ中国のメーカーで、YANGWANG U9のライバルになるであろうNio EP9のラップタイムは2分01秒11。

YANGWANG U9の車両本体価格は 233,450ドル（約3,500万円。）

好きな車と、暮らそう。

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