トヨタのハイエースは耐久性が高く、壊れにくく、運べて使える車として、世界中で需要があって多走行であろうが高値で取引されています。世界中と言っても欧州や北米はハイエースが安全基準の関係で販売されていませんので、あしからず。

今のところ世界中のどこのメーカーも、ハイエースの牙城を崩すことができていません。物を運ぶバンとして確固たる地位を確保しているので、勝てない勝負に挑むだけ無駄だと思っているのかもしれません。

ところが、中国の自動車メーカー”LDV”が、トヨタ車のシェア1位のオーストラリアで打倒ハイエースを狙っているそうです。

ハイエースをやっつけようとしているのはLDVのeDeliver 7と呼ばれるバンで、前輪駆動モーターのEV。モーターの最高出力は156kW、トルクは330Nm、航続距離はバッテリーパックにもよりますが300km～364kmだそうです。また、ディーゼルエンジンバージョンも販売する噂が出ています。

eDeliver 7には今どきのハイテク安全装備もしっかり装備されているようです。ただ、この手のハイテク安全装備って搭載すること自体は技術的にそんなに難しいことではないそうですね。

LDVのeDeliver 7がハイエースシェアを奪うことができるとは、私は思っていません。ただ、オーストラリアがEVしか駄目！ってなったらどうなるか分からなくなります。しかし、オーストラリアと中国って仲が悪いんですよね…

もし企業さんで中国のLDVの部品（研究用）が必要でしたら、お気軽にお問い合わせください。

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