メキシコの日産のSUV生産工場で想定外の事件
世の中何が起こるか分かりませんが、メキシコのアグアスカリエンテス州にある日産のキックスを製造している工場で、信じ難いことが起こりました。
なんと、キックスを生産する際に欠かすことのできない金型が盗難の被害にあってしまったそうです。もしこの金型が回収できなかった場合、作り直さなければならないらしく、半年ほど生産を遅らせなければならないとか。
今から20年以上前だったと思いますが、プジョー206CCを生産している工場で火災が発生して、半年以上生産が遅れてしまったことがあったのを思い出しました。
金型は運搬していた車両ごと盗まれたそうなので、泥棒の狙いは金型ではなく車両だった可能性が高いそうです。
最近のデータによりますと、メキシコの年間の車両盗難件数は13万代以上もあるそうです。2022年の日本の自動車盗難件数は5734件なので、日本も車両盗難が増えたと言われていますが、それでも比べ物にならない件数。
今回の金型盗難はメキシコならではの事件ですね。
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