中古車の支払総額について

2016年4月25日

ご存知かと思いますが、自動車を購入する際には車両自体の費用のほかにも、各種税金、登録費用、整備費用など様々な費用がかかります。

その中でも、「自動車税」、「自動車取得税」、「自動車重量税」、「自賠責保険」、「車庫証明書等の証紙代」などは、法定諸費用になりますので、どこの車屋さんでも基本的には同じ。

問題なのは、車屋さんの手数料にあたる部分です。一般的には「登録手数料」、「車庫証明手続費用」、「納車整備費用」などがそれに当たりますが、あの手この手でこの手数料が高額に設定されているケースがあります。

200万円前後の相場の車をさがしていたら、170万円とずば抜けて安い車両がヒットしたとします。ところがいざ見積を出してもらったら、支払総額が220万円になってしまった…なんてことがあるみたいです。

ここまで差が開いてしまったら何でこうなった?と疑うべきです。
納車整備費用が高額だったら、具体的に何をしてくれるのかを問い詰めるべきです。と言うか、手数料について全部調べて説明してもらったほうが良いでしょう。

総額表示

中古車の物件を検索する時には、グーネットやカーセンサー等の中古車情報サイトを利用される方がほとんどでしょう。ある程度希望条件を絞り込んだら、次に目が行くのは車両本体価格。少しでも問い合わせを得ようと車両価格を低く設定して、手数料で儲けようとする車屋さんも存在しますのでご注意下さい。

最近は消費者もインターネットで知識をつけていますので簡単には騙されないと思いますが、怪しい売り手側も色んな手法で高い手数料を高くないと思わせてきます。中古車情報サイト側もこのようなやり方に対する消費者からのクレームを受けてか、諸費用が手数料等の掲載のしかたを統一する動きが出ています。とても良いことだと思います、消費者にとってもまともに商売している車屋にとってもメリット大です。


弊社も中古車情報サイトに車両を登録していますが、支払総額も明記しています。
こんな感じ↓↓↓
中古車 総額表示

これは、270万円の車両の乗り出し価格が289.5万円になると言う意味です。

ただ、ピッタリ289.5万円になるかと言えば実はそうでもありません。車庫証明書を弊社が実施するのかお客様自身で手続きされるのか、納車地が愛知県なのか東京なのか、車検の満了日が来月なので、2年付きにするのかそのままで良いのか等、多少上下するからです。

支払総額について詳しくはGoonetさんのページをご覧下さい。

中古車情報サイトに車両を掲載している車屋さんが、以前は支払総額を表示していたのに最近になって支払い総額表示しなくなったとしたら注意して下さい。支払総額を表示する場合の規定が年々厳しなってきていますので。消費者からのクレームを受け、中古車情報サイト運営側に注意されて支払総額を辞めた可能性もあります。

ですので、車を買うときは弊社をご利用下さい(笑)